背面切開法!効果限定
背面切開法は、真性包茎やカントン包茎の方が仮性包茎にする為にも行われます。よって、包皮が剥けやすくなると言った効果を目的としている手術方法になります。
※背面切開法では、包茎が改善できない為、注意が必要です。環状切開法などと組合せて包茎を改善させている場合もあります。
背面切開法の特徴
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「背面切開法」は、基本的には、仮性包茎の中でも皮のかぶり方がごく軽度の方に行う手術です。陰茎背面の皮膚を縦切開してから横方向に縫合することで、皮の縦方向の距離が短くなり亀頭を露出させることが可能です。皮膚を切開するだけで、切除しないのが特徴です。
亀頭と包皮が癒着している重度の包茎の場合、背面切開法では、先ず癒着部分を剥がし、包皮の開口部分から縦に切開して、亀頭が露出しやすい状態に広げてから縫合します。
この場合、余った皮を切取る訳ではないので、包茎自体は治りません。特に真性包茎やカントン包茎の治療にも広く用いられ、仮性包茎にする為に行います。また、包皮を切り取る訳ではない為、割礼と言う儀式に似ており子供の包茎治療に対しても行われる様です。
また、包茎手術クリニックによっては、背面切開法を実施後、環状切開法などと組合せて包茎を治療する場合があります。当然、手術費用が髙くなります。この場合、複数のクリニックに相談して決める事をお勧めします。
この手術方法を「バックカット」と呼んでいる方もいるようですが、一般には全く別物です。バックカットとは、陰茎の根元(陰毛が生えている部分の近く)を環状(一周させるように)に切除する方法です。ご注意下さい。
背面切開法のメリット・デメリット
背面切開法は、包皮を切除しない為、失敗のリスクが低く、一般的に真性包茎やカントン包茎の方が一般病院の保険診療で受ける事ができます。また、手術費用を抑えたい方にお勧めの施術になります。多くのメリットはありますが、デメリットにも注意が必要です。
背面切開法 メリット!
- 背面切開法は、手術時間は短く、15分程度で済みます。また、手術後の傷の回復が早い。
- 切開する部分が少なく、包皮を切除する部分がないので、体への負担が少ない。
- 仮性包茎の中でも、皮のかぶり方がごく軽度の方のみに対して有効です。
- 手術時間が短いので、体への負担が少なく、子供でも安心して受けることができます。
背面切開法 デメリット!
- 余った皮を切取る訳ではないので、包茎は治りません。カントン包茎や真性包茎の方が仮性包茎にする為の手術方法です。
- 手術後の傷跡が目立ちやすく、希に手術した部分に水分が貯まって大きく腫れることがあります。
- 仮性包茎をコンプレックスと感じる人には不向きです。(基本的に平常時は亀頭が包皮に覆われているためです)
- 亀頭と包皮が癒着していた人の場合は、手術の切開による傷跡が治るときに、再び癒着が始まってしまい事が考えられます。