ED専門外来を受診
ED治療薬 処方の流れ
「もしかしたらEDかも!?」と思ったら、1人で悩まず、早めに対策を考えるようにしましょう。放置する事で、精神的にも影響を及ぼし、更にEDの進行が悪化してしまう事もあります。先ずは、医師に相談する事から始まります。
最近は、他の病気と同様、EDの相談を行っている医院が多く、ED専門外来を設けている医療機関もあり、より専門的な治療を受けることもできます。ED治療の主流は、内服の治療薬です。患者の選択肢も広がり、今や治りにくい疾患ではありません。
現在、ED治療として最も一般的なのがバイアグラなどのED治療薬です。 その有効率は80%以上と高く、また大きな副作用がない等、その安全性から選択肢の1つとなっています。
実際、1999年に経口薬によるED治療法が日本で開始されてから、ED治療はより一般的なものになり、多くの日本人男性が治療を行ってきました。
問診・診察・検査
問診では、EDの原因、勃起能力について質問されます。そして、ED治療では殆んどが飲み薬を使用します。
その薬が安全に服用できるかを確認する為に、血圧、脈拍、血液検査、尿検査、心電図測定などの検査が行われます。
また、現在、治療中の疾患や服用中の薬などについても医師からチェックを受けます。その為、「お薬手帳」をお持ちの方は、必ず持参して下さい。
もし、最近の健康診断や人間ドックなどで、問題がないと分かっている場合には、再度検査を行なわない医療機関もありますので、診察の際に検査結果を持っていかれると手間と検査の費用が省けてよいでしょう。
ED治療薬の開始
心臓などに異常がないと判断されれば、内服のED治療薬によるED治療が開始されます。内服のED治療薬は、現在、3種類(バイアグラ、レビトラ、シアリス)発売されており、患者さんの選択肢が広がったことから、より自分に合ったED治療を受けることが可能となりました。
服用のタイミングは、性行為前に飲むだけなので大変手軽です。但し、服用するだけで性欲が高まったり、性的に興奮する様な効果はありません。あくまでも勃起を手助けしてくれる薬であると言う事を覚えて置きましょう。
ED治療薬の注意点!
心臓の病気などでニトログリセリン等の硝酸剤を服用していたり、排尿障害や血圧の薬を服用している場合は、ED治療薬を使用する事で有害な副作用が起こる事もあります。
ED治療薬を服用するにあたっては、必ず服用できるかどうかを医師に確認してもらうようにして下さい。
また、服用方法や注意点の説明を受けて、正しく使用する様にして下さい。治療薬は、診療所・病院、或いは、院外の調剤薬局で貰う事ができます。
ED治療は、健康保険が適用されない為、診察費、検査費、薬剤費は全額自己負担となります。その為、健康保険証の提示は不要になります。
現在、ネットで流通しているED治療薬の半数以上が偽造品であったという調査結果もでています。
病院へ行くのが恥ずかしい等、安易にネットで購入した場合、全く効果がなかったり、最悪の場合は健康を害する事にも成りかねません。必ず、医師による処方が回復の近道だと考えます。